
HSBC SVNS:カナダとアメリカがベスト4進出、準決勝で豪州・NZと対決へ

チャンピオンシップ・プールA
リーグ王者のニュージーランドは、プール3戦全勝で昨年のワールドチャンピオンシップ準決勝敗退の雪辱を目指します。グレートブリテン戦では、前半を31-7で折り返し、後半にMichaela BrakeとMaia Davisが追加トライを挙げ、41-12で快勝しました。
続く日本戦では50点を叩き出し、岡元涼葉が一矢報いるも、圧倒的な差を見せつけました。カナダとの首位決定戦では41-5と再び大勝。多彩な攻撃オプションを有するニュージーランドに対し、相手は誰を止めるべきか見極められない状況でした。
おなじみのBrake、Jorja Miller、Stacey Waakaの活躍に加え、Jazmin Felix-Hothamが通算50本目、51本目のトライをマークし、新人のJustine McGregorも初トライを挙げました。
プール2位のカナダは、日本に対してAsia Hogan-Rochesterが2トライを挙げて26-0で勝利。その後、グレートブリテンにも26-17で勝利しましたが、ニュージーランドには敗れました。
チャンピオンシップ・プールB
オーストラリアはこのプールで一段階上のレベルを見せ、3戦全勝を達成しました。初戦のフィジー戦ではBridget Clark、Maddison Levi、Isabella Nasserがトライを決め、Verenaisi Ditavutuが1トライを返すも、最終的にMackenzie Davisのトライで26-5と勝利。
続くアメリカ戦では、TeaganとMaddison Leviが先制3トライを挙げ、33-12で快勝。最終戦のフランス戦も33-17で締めくくりました。
フランスはボーナスポイント1のみに終わり、プールBのもう一つの準決勝進出枠はアメリカとフィジーによる直接対決で決まりました。
アメリカは試合序盤から気迫あふれるプレーを見せ、Ariana RamseyとNia Toliverがそれぞれ2トライずつを挙げてリードを奪いました。フィジーが終盤にかけて24-19まで追い上げたものの、Susan Adegokeがディフェンスの隙を突いてトライを奪い、地元ファンに歓喜をもたらしました。
「私たちはここにいるすべての人のためにプレーしています」と、Black Ferns Sevensとの準決勝に向けて意気込むRamseyは語りました。
「ニュージーランドと戦うには、より高いゲーム理解が必要になります」
プレイオフ・プールA
ブラジルはコロンビアに対し、Thalia Costaがハットトリックを達成し、45-12で勝利。続くKenya戦にも勝利し、スペインと並んで勝点6で日曜に残り1試合を残しています。
ロサンゼルス大会で9位から12位となったチームは、来シーズンから新設されるHSBC SVNSディビジョン2へ降格となります。
プレイオフ・プールB
中国はアルゼンチン、南アフリカとの2試合を制し、勝点6でグループ首位に立っています。両国は勝点3で追っており、アイルランドは勝点1で最下位です。