HSBC SVNS 2024 ドバイで新たな高みを目指す

12月2日〜3日、ドバイでラグビーセブンズの新時代が幕を開ける
  • HSBC SVNSが12月2〜3日にドバイで開幕し、ラグビーセブンズのエキサイティングな新時代が始まる
  • エミレーツ・ドバイ・セブンズは、HSBC SVNS 2024の開幕ラウンド。世界の男子・女子のトップ12チームが参加
  • 現在、男子・女子ともにニュージーランドが王者として君臨。男子は南アフリカ、女子はオーストラリアが昨年12月に行われたドバイ大会での成功の再現を目指す
  • 新しく生まれ変わったHSBC SVNSは、レギュラーシーズン7大会に加え、2024年パリオリンピックまでの昇格・降格をかけたグランドファイナルを開催
  • キャプテンは、ワン・ザビールの世界記録を塗り替えたスカイ・キャンティレバーに集結し、ゲームを新たな高みへと導く
  • 大会は土曜日の現地時間9:00(GMT+4)に開幕。女子決勝は日曜日の19:13、男子決勝は19:53にそれぞれ行われる

12月2日〜3日、ドバイでラグビーセブンズの新時代が幕を開ける。

エミレーツ・ドバイ・セブンズには、世界の男子トップ12チームと女子トップ12チームが参加。ザ・セブンズ・スタジアムでアクション満載の2日間となる。

ラグビーセブンズは次のレベルへと進化しており、24人のキャプテンは水曜日に、ドバイで最も新しい建築物であるOne Za'abeelの世界記録を塗り替えたスカイ・キャンティレバーの上に集まり、ゲームを新たな高みへと導く模範を示しました。

エミレーツ・ドバイ・セブンズは、1999年の初開催以来、世界のラグビーセブンズカレンダーの主軸となっており、世界トップクラスのラグビーセブンズとともに、大規模な音楽とエンターテインメントのラインアップを予定。また一般大衆向けスポーツアクティビティも催され、お祭りの雰囲気の中でファンを楽しませます。

HSBC SVNSは、現地時間の土曜日9:00(GMT+4)に男子・女子のプール戦でキックオフ。2日目は、日曜日の09:30から、準々決勝が始まり、19:13に女子の金メダル決勝、そして現地時間19:53に男子の決勝でクライマックスを迎えることになります。

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男子大会は、昨シーズン、シドニー、ロサンゼルス、香港、シンガポール、そしてトゥールーズで優勝した2023年シリーズチャンピオンのニュージーランドが、カナダ、昨年のケープタウン優勝のサモア、エミレーツ・ドバイ・セブンズのディフェンディングチャンピオンの南アフリカとともにプールAの首位に立ち、先日閉幕した15人制ラグビーワールドカップ・パリ大会の決勝戦の再現対決となります。

ハミルトン、バンクーバー、ロンドン大会の勝者であるアルゼンチンはプールBに入り、ドバイでスペイン、オーストラリア、アイルランドと対戦し、オリンピックのダブル金メダルを獲得したフィジーはプールCでフランス、アメリカ、イギリスと対戦します。

女子では、7大会中6大会で優勝し、7度目のシリーズタイトルを獲得したニュージーランドが、フィジー、イギリス、そして今シーズンからシリーズに加わったワールドラグビーセブンズチャレンジャーシリーズ2023の覇者南アフリカとともに、プールAをリードします。

エミレーツ・ドバイ・セブンズのディフェンディング・チャンピオンであるオーストラリアは、プールBでブラジル、アイルランド、日本と対戦し、昨シーズン総合銅メダルのアメリカは、プールCでフランス、スペイン、そして北米のライバルであるカナダと対戦します。

大会形式はオリンピックのモデルと同様で、各プールの上位2チームと3位のベスト2チームが準々決勝に進み、そこからノックアウト方式での対戦が行われます。

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新たなブランド名の下、新たに生まれ変わったワールドラグビー・ラグビーセブンズの世界的な祭典は、象徴的な8都市で開催されます。

新たなHSBC SVNS 2024は、マドリードでのグランドファイナルの前に、ドバイ、ケープタウン、パース、バンクーバー、ロサンゼルス、香港、シンガポールの7つのレギュラーシーズンイベントを開催します。7大会終了後のシリーズ累計ポイントで上位8位に入ったチームが、女子と男子それぞれのチャンピオンを決める新しい「勝者独り占め」グランドファイナルに出場します。

マドリードでは、ワールドラグビーHSBCセブンズチャレンジャーの上位4チームに9位から12位のチームが加わる降格プレーオフ大会も開催され、上位4チームがHSBC SVNS 2025への出場権を獲得します。

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大会モデルが一新されたことで、ファンはさらなる興奮とエンターテインメント、そして釘付けになるような危機感を味わうことができるでしょう。そして、2024年7月24日にパリで開催されるオリンピックでラグビーセブンズがキックオフされるまでのカウントダウンは、ピッチ内外でこれまで以上に熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

HSBC SVNSのイベントは、スポーツやエンターテインメント、音楽、そして文化やグルメが楽しめる独特な祭典でもあり、世界最高峰の男女アスリートとともに、世界有数の素晴らしいロケーションを背景に、究極の没入体験の場を提供します。

HSBC SVNSは、女子ラグビー界の発展というワールドラグビーのコミットメントに貢献するため、男子・女子のチームが同じ世界最高峰舞台を共有し、セブンズならではの驚異的な強さとスピード、そしてスキルを披露します。

観戦の方法についてはこちらをご覧ください >>

HSBC SVNSの試合は、放送局パートナーの中継またはラグビーパスTVを通じて世界のどこからでもオンライン視聴することができます。ドバイのピッチ2で行われる試合はすべて、ラグビーパスTVでライブストリーミングされます。

ワールドラグビーの最高責任者、アラン・ギルピンは次のように述べています。「ドバイでのHSBC SVNSの開始によるラグビーセブンズの新しい時代の幕開けにワクワクしています。アイコニックな開催地やフィールド内外での新しいコンセプトなど、ラグビーのオリンピック競技形態であるラグビーセブンズの新たなアイデンティティは、従来の観客を超えたリーチと魅力をさらに広げることでしょう。」

ワールドラグビーのチーフ・コンペティションズ&パフォーマンス・オフィサーであるナイジェル・キャス氏も次のように述べています。 「ラグビーセブンズにとって重要な1年となる来年を目前にして、エミレーツ・ドバイ・セブンズが華々しくキックオフすることを楽しみにしています。新しい大会フォーマットに生まれ変わり、土曜日の朝の開幕戦から日曜日の夕方の試合終了のホイッスルまで、セブンズスタジアムでの大会はますますスリリングなものになるでしょう。」

ニュージーランド女子代表のキャプテン、サラ・ヒリーニは次のように語りました。 「ドバイのような素晴らしい景色の場所に来ると、絶対に興奮する。私たちのチームがワールドシリーズでまた優勝できたらすごいと思う。これまでの成績はよいので、私のお気に入りの場所のひとつであるドバイでスタートできるのは素晴らしいこと。早くスタートしたいです。」

男子と女子の大会を合同で行う新しいSVNSモデルについて、彼女はこう付け加えました。「セブンズが、男女合わせて8大会、世界中を遠征しながら競うという数少ないスポーツの一つであることを知れば、これがラグビーにとってどれほど大きなことなのかわかるし、キャリアの終わりに振り返った時、なんてすばらしい経験ができたかを実感すると思う。」

南アフリカ男子代表のキャプテン、セルビン・ダヴィッズはこう語ります。 「新シーズンの最初の大会はいつもエキサイティングだ。しばらく休んでいたから、ピッチに戻れるのは素晴らしいことだし、本当に楽しみです。サーキットに参加するチームが12チームになったことで、さらにタフになるし、どの試合も気を抜けなくなる。ドバイはいつも大きな大会だ。昨年は僕たちのチームにとって厳しい時期もあったが、そのことは過去のこととして、勝負するために今ここにいる。最高のラグビーをしたい」

つい最近、スプリングボクスがラグビーワールドカップで果たした優勝から何かを得たかについて、デイビッズはこう付け加えています。「スプリングボクスが南アフリカ国民をひとつにし、南アフリカのラグビーを再び地図に載せたことは素晴らしいことです。僕たちももっと頑張って彼らに負けないようにしないと。」

アイルランド女子代表のキャプテン、ステイシー・フラッドは次のように語りました。 「ここドバイでのキックオフをとても楽しみにしている。本当に長いプレシーズンを過ごしてきたので、みんなやる気満々で臨むはず。世界中でラグビーセブンズの競技人口が増えるのは本当にいいことだと思うし、ラグビーセブンズにとって素晴らしい年になると思う。オリンピックという晴れ舞台が待っているのは素晴らしいことだが、このシリーズで行われるひとつひとつの大会も、オリンピックを目指す上で重要な意味を持つ。」

イギリス男子代表のキャプテン、ロビー・ファーガソンも次のように語りました。 「ドバイは大好きな場所のひとつでここに来れたことは素晴らしいことだ。今日のトレーニングは31度の暑さの中でのもので、スコットランドでのマイナス2度のトレーニングとは大きく違い、身体にはショックだったけど、ここに帰ってこれてとてもうれしいし、イメージチェンジしたシリーズを楽しみたい。」

「12チーム中、誰が誰に勝ってもおかしくないと思うので、本当にエキサイティングで、1試合1試合が油断できない試合となるだろう。今年はすべてが勝負の分かれ目となり、緊張感は計り知れない。ドバイのパーティーのような雰囲気の中で、テンポが速く、フィジカルで、楽しい大会となると思う。チームとして成長しているし、1年を通して競争力を高めていきたい。」